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SOUNDPEATSの「UUイヤーカフイヤホン」って、正直どうなの？
発売後わずか7日間で2万台の販売を達成した、前機種の「CCイヤーカフ」（PearlClip Pro）。
その後継「SOUNDPEATS UU イヤーカフイヤホン」（POP Clip）は、価格がよりリーズナブルなだけに、本当に買って良いか迷いますよね。
結論からお伝えすると、「このクオリティーでこの値段って、もはやバグでは…？」と思ったくらい、素晴らしい出来。
付けていることを忘れてしまう装着感なのに、必要な機能はオールインワンで、イコライザーの設定などもカスタマイズできる。
これで6,000円台は、コスパ良すぎます…！
本記事では毎日付けっぱなしで愛用中の筆者が、いい点も悪い点も全て暴露していきます。
写真多めで分かりやすく解説するので、最後まで読めば、失敗なく買えるはずですよ。
レビュー作成に当たっては、SOUNDPEATS様から提供いただきました。
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SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンのスペックと特徴
まずは「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」のスペックと特徴を解説します。
基本スペック
基本的な性能・スペックは、コチラ。
わずか10分の充電で2時間再生できる急速充電、マルチポイントにも対応しています。
これだけでもコスパの高さが分かりますが、驚くべきは以下の機能まで実装されている点。
アルゴリズムに基づき、楽曲のジャンルや音量に合わせて最適なサウンドに自動調整する機能
スペックで物足りないのは、ワイヤレス充電ができないことくらいでしょうか。
値段以上に高機能です！
見た目・外観
カラー展開は、白・黒の2種類。
ケースは楕円形で、「約6.4cm×約5cm×約3cm」と一般的なサイズ感です。カバーが斜めに開くのが珍しい。
正面にバッテリー残量の表示ランプ、横側にペアリング設定などに使うボタンがさりげなくあります。
イヤホンは左右どちらも同じ形状で、LRの表示は無し。ワイヤーを用いたブリッジ構造になっています。
耳に挟んだ様子はコチラ。
付けてみて思ったけど、イヤリングみたいな感覚だった！
ペアリング・使い方
初回のペアリングはスムーズで、ケースから取り出すと自動で接続が開始されます。
2台目のマルチポイント接続は、ケースのボタンを長押しして、ランプが白色で点滅することを確認しましょう。
あとは接続したい端末を選べば完了です。
本体は、物理ボタンで操作するタイプ。
センサータイプではないので、誤操作の心配がありません。
ボタンの割り当ては、専用のアプリでもカスタマイズ可能です。
充電
充電は、しっかりType-Cに対応。裏側から差し込みます。
ケーブルは付属品として同梱されています。
残念ながら、ワイヤレス充電は非対応です。
以上が、「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」の主なスペックです。
SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンのメリット・デメリット
「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
「スペックと特徴」で説明した内容以外に絞って解説します。
長所１：メガネ・マスクOK
メガネ・マスクと干渉しないので、とにかく快適な装着感です。
骨伝導イヤホンも同じオープンイヤー型ですが、3つ揃うと耳周りが大変なことになります。
本商品であれば、付けているときの圧迫感もなく、外すときに混線しません。
筆者はメガネ９割、春と秋はずっと花粉症。
最適解が見つかりました…！
長所２：値段以上に音質が良い
あまり期待していなかった音質は、お値段以上でビックリです。
デフォルトでは乾いたチープな印象が拭えませんが、「ダイナミックEQ」を使うと本格派の音色に様変わり。
クリアさ・奥行きが生まれ、サラウンド感もグッとアップします。
1万円以上するイヤホンと比べても、「あまり違いが分からないなぁ…」というのが正直な印象です。
長所３：左右の区別がない
イヤホンが2つとも同じ形状なので、左右を気にせずに使えるのが便利です。
左右を逆に使うと、ボタン操作は逆転しないの？
目印が無いので左右の区別が付かなくて不便そうですが、ケースに収納すると、左右の状態に自動で設定される仕様になっています。
いちいち左右を考えずに使える、革命的な機能です。
長所４：長く付けても疲れない
とにかく軽く、自然に耳を挟んでくれるため、長時間ずっと付けても疲れません。
自社独自のデータに基づき、挟む角度・強さまで最適化して設計されています。
オーディオブック用に1日ずっと付けてみましたが、
もはや存在すら忘れていました（笑）
耳の中がかゆくならないし、ウォーキングやエクササイズでもズレません。
どんなシーンでも付けっぱなしOKです。
長所５：カスタマイズで自由自在
無料の専用アプリ「Peats Audio」を使うと、モード切替や自分に合った音質へのカスタマイズが可能です。
メニュー画面の下に表示されているのは、各種モードの切り替え画面。
好きなイコライザーも選べるうえ、「アダプティブEQテスト」を受けて結果を反映すると、自分に合った音に調整してくれます。
6,000円台のイヤホンなのに、本格的すぎませんか…？
長所６：音漏れゼロ
周囲への音漏れがほぼゼロである点にも感心しました。
自宅で妻にもチェックしてもらったのですが、隣に座って音量を30%くらいにしないと全く気づかれないレベル。
「どう？」って質問しても、ずっと首をひねってました（笑）
音漏れのレベル感は、以下のとおり。
ネックスピーカー＞＞＞骨伝導イヤホン＞＝イヤーカフ
音漏れで家族に迷惑をかけたくない方にも、オススメの商品です。
長所７：耳を塞がず安心・安全
周囲の音が聞こえた状態で使えて、安心・安全です。
筆者としても、インターホンや妻の呼びかけに気付けるのは重宝するポイント。
屋外のウォーキング、スポーツジムのトレーニングなど、周りに注意を配りながら使いたいときに便利です。
ここからは短所を解説します。
短所１：ケースが少し開けにくい
カバーが斜めになっているので、力をかけるときにコツがいります。
開ける側の持ち手を使うのが、少し難しいですね。
「本体と水平方向に開く方が好き」という個人的な嗜好の問題もあるので、徐々に慣れることにします…！
短所２：ボタン反応がやや遅め
ボタン操作からワンテンポ遅れるので、もう少しスムーズさが欲しかったです。
感覚としては、0.5秒くらい経ってから反応があるイメージでしょうか。
音量を一気に上げたり下げたりすることを考えると、サクサク感があれば最高でした。
短所３：電池の持ちは普通
バッテリーの持ちが良いとは感じませんでした。
公式では8時間となっていますが、あくまで「ダイナミックEQ」をオフにした状態の値。
オンにすると、6時間程度の印象です。
ケースに入れれば回復しますし、急速充電もできるのでリカバリーは効きますが、気になる方は要注意です。
【SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン】オススメする人・しない人
以上の内容を踏まえて、「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」をオススメする人・しない人をまとめると以下のとおりです。
- イヤーカフ型に初めて挑戦する方
- よくメガネやマスクを着用する方
- 安全性を重視する方（ランニングなど）
- 快適な装着感を求める方（テレワークなど）
- 骨伝導イヤホンが合わない方
- 高音質でないとダメな方
- 耳を空けずに集中して使いたい方
満員電車で集中してオーディオコンテンツを聞きたい。ドンシャリ感を求めている。
以上のような方でなければ、万人にオススメできる商品です。
他のイヤーカフ型イヤホンとの比較
「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」について、他のイヤーカフ型イヤホンと比較しました。
前機種の「CCイヤーカフ（PearlClip Pro）」、ハイスペックモデルの「HUAWEI FreeClip」と比較した結果は、以下のとおりです。
値段が安く、重量や防水機能も優れているので、ワイヤレス充電にこだわりがなければ「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」がオススメです。
【参考】イヤーカフ型のメリット・デメリット（骨伝導との違い）
イヤーカフ型のイヤホンを買おうとすると、骨伝導イヤホンと迷うかもしれません。
参考までに、イヤーカフ型のメリット・デメリットをまとめます。
- 耳の裏が痛くなりにくい
- 外でも聞き取りやすい
- マスク・メガネOK
- 音漏れが少ない
- 着替えのときにズレる
- ケースの持ち歩きが必要
- 首にかけられない
マスク・メガネと一緒に使う方や、コスト的にも安く済ませたい方には、イヤーカフ型のイヤホンがピッタリです。
デメリットが気になる方は、Shokzの骨伝導イヤホン「OpenRun」を使いましょう。
＞【別記事】Shokz OpenRunの徹底レビューをチェックする
よくある質問
「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」（POP Clip）について、よくある質問と回答をまとめました。
- Qどんな付属品があるか。
- A
取扱説明書とType-C充電ケーブルが同梱されています。
ケーブルは本体が収納されているカバーの下に格納されており、分かりにくい場所にあるため注意してください。
- Q片耳だけでも使えるか。
- A
両耳ではなく、片耳だけでも使えます。
- Q製品に保証は付いているのか。
- A
購入日から1年間、製造上の欠陥に対する保証が付いています。
公式HPのフォーム欄からお問い合わせください。
【まとめ】SOUNDPEATS UU：イヤーカフイヤホンの決定版！
「SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン」は6,000円台で買えるリーズナブルな値段設定だけでなく、以下の2点が大きな魅力です。
1日中ずっと付けても快適に過ごせるだけでなく、以下のような機能が実装されているので、いい意味で期待を裏切ってくれる商品。
ノイキャン機能付きイヤホンと、これ1台があれば十分だと感じました。
Amazonでは、本サイト限定・Amazon公式HPのクーポンを併用すると、定価6,180円が5,000円台で購入できるようになります。
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前機種も大人気ですぐ品薄になったので、在庫があるうちにお早めにどうぞ。
